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全国健康保険協会、平成30年度の決算見込みを9年連続黒字と発表

中小企業の従業員や家族が加入する全国健康保険協会(協会けんぽ)は、平成30年度の決算見込みを5,948億円の黒字と発表しました。黒字は9年連続で、黒字額は過去最大だったようです。保険料を負担する加入者数の伸びや景気回復による賃金上昇で保険料収入が増え、積立金に当たる準備金の残高は2兆8,521億円となっているようです。協会けんぽは、高額薬剤の保険の適用などを踏まえると今後の財政は楽観視できないと懸念しているようです。30年度の収入総額は前年度比4.0%増の10兆3,461億円となっており、その内訳は、主力の保険料が3.9%増の9兆1,429億円、国庫補助が1兆1,850億円で、保険料を負担する人が2.7%増加し、賃金の伸びは1.2%だったもようです。

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