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マンション保険料、破損多発物件を対象に最大5割高くなると発表

東京海上日動火災保険と三井住友海上火災保険は、2021年に共用部分の設備の破損や水漏れなどが多発するマンションの保険料を4~5割高くすると発表しました。これは、保険金の支払い頻度を保険料に反映させる制度を導入するためであり、頻度の少ない物件は保険料を2割安くするといったもので、修繕積立金の不足などにより管理状況が悪ければ保険料が上昇し、入居者管理費の値上げにつながる可能性があるとのことです。マンション保険は個人がそれぞれの住居向けに入る保険ではなく、管理組合が加入するもので、玄関先やエレベーター、配水管といった共用部分の損害を補償するといったもののようです。これまでの保険料は、築年数や地域で異なるものの保険金の支払い頻度では変わらなかったようです。

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