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西日本シティ銀行とグルーヴノーツが連携、AIで業務効率化の実証実験を開始

西日本シティ銀行はスタートアップのグルーヴノーツと組み、人工知能(AI)で業務効率化の実証実験を始めたことを発表しました。クラウド上でのAIサービス「マゼランブロックス」を活用し、『問い合わせの回答をAIが探す実験』と『営業店の来店客数を予測する実験』を12月まで行い、年度内にも本格導入するかを決定し効率的な人員配置につなげたいとのことです。営業店から本部に寄せられる問い合わせ業務への対応において、規定やマニュアル、担当者による過去の回答などの文章をAIが深層学習して数値化することにより、問い合わせの文章に「最も近い」回答を素早く探し出すといった仕組みのようです。問い合わせの多いカードローン関係に絞って10月から実験しており、期待する回答を提示する割合は8割を超えているとのことです。また、過去の来店客数データの分析に気象予測データやイベント開催情報を組み合わせ、7日先までの来店客数を予測する実験も行っており、予測と実際のズレは2割弱ほどあるとのことです。西日本シティ銀行は、AIの他業務への活用を検討するほか取引先にも「マゼランブロックス」を紹介していくとのことです。

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