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三菱UFJフィナンシャルグループ、クレジットカード事業システムを一本化へ

三菱UFJフィナンシャルグループ(MUFG)は、過去の合併により「DCカード」「MUFGカード」「ニコスカード」3種類のシステムが併存しているため、1つのシステムに比べると年間数百億円の維持費が余分にかかっており、新機能を追加するにも3つのシステム分の投資が必要となっているのが現状で、このような無駄な費用をかけないためにも今回約1,000億円を投じて「MUFGカード」のシステムのみを残しクレジットカード事業のシステムを一本化することを発表しました。三菱UFJニコスのシステムをめぐり、2016年にMUFGが独立した新システムの開発によって一本化する作業に着手したものの、QRコード決済など新サービスが普及したこともあり2018年度に一旦中止したため約940億円の損失を計上したとのことです。非効率なシステムを長く放置してきたため、家計簿アプリなど外部のスマホサービスとの連携がしにくい環境が残り、接続に時間がかかったり、データの共有ができないなどの欠点を抱えていることもあり、MUFGはキャッシュレス戦略の中核に三菱UFJニコスを置き、米データ会社のアカマイ・テクノロジーズとブロックチェーン(分散型台帳)を使った次世代の高速決済サービスを年内に提供し、クレジットカードでの実用化を目指すとのことです。

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