財務省が21日発表した2021年上期（1～6月）の貿易統計速報によりますと、輸出は前年同期比23.2％増の39兆8572億円だったようです。新型コロナウイルスの感染が拡大する前の19年上期の水準を上回ったとのことです。伸び率は11年ぶりの大きさとなり、経済回復で先行する米国や中国向けが安定しており、特に自動車の輸出が32.8％増えたもようです。輸入は12.2％増の38兆8722億円となり、輸出から輸入を差し引いた貿易収支は9849億円の黒字だったとのことです。