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CLSAキャピタル、料理宅配専門店に出資 上場めざす

投資ファンドのCLSAキャピタルパートナーズ(東京・港)は宅配専門の飲食店を運営するSBIC(名古屋市)に出資するようです。飲食スペースを持たない業態は「ゴーストレストラン」と呼ばれ、新型コロナウイルスをきっかけに需要が急速に伸びているようです。ファンドのノウハウを生かして拠点の拡大や経営体制の整備を進め、3年後の新規株式公開(IPO)を目指すもようです。SBICは自社ブランドのとんかつ専門店「かさねや」を運営するほか、他の外食チェーンから宅配業務を受託しています。店舗には飲食や持ち帰りのスペースがなく、調理と宅配に特化しているのが特徴のようです。現在は全国で約170店を構え、直近の売上高は約100億円。CLSAキャピタルは既存株主からSBICの株式の過半を取得するもようです。投資実行後もSBICの鬼頭宏昌社長は続投するとのことです。SBICは今後3年間、毎年40~60カ所を開設し、現在10社程度にとどまる外部からの受託も増やすようです。事業拡大と並行して内部管理体制も整え、IPOをめざすとのことです。ファンドによるゴーストレストラン業態への出資は、国内では珍しく、海外では成長産業として注目が集まっており、7月にはインド大手のスウィギーがソフトバンクグループ(SBG)傘下のファンドなどから12億5000万ドル(約1370億円)を調達したとのことです。

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