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MS&ADの中小企業保険、プラ削減で5%割引

MS&ADインシュアランスグループホールディングス傘下の三井住友海上火災保険とあいおいニッセイ同和損害保険は4月、プラスチックの使用量を減らした製品などを設計する企業を対象に、第三者への損害を補償する賠償責任保険の保険料を約5%割り引いたとのことです。環境負荷の低い企業は製品などの損害が発生するリスクは低いとみて、優遇措置で囲い込む狙いがあるようです。中小企業や建設業向けの賠償責任保険で開始し、4月にプラスチックに関わる資源循環を促す法律が施行するのにあわせた措置のようです。減量化や包装の簡素化などにより、従来に比べてプラスチックの使用量を減らした場合、国から認定を得られる見通しのようです。飲料用のペットボトルや文具などが当てはまり、認定を得た製造企業の保険料を引き下げるようです。同認定制度を個別商品の保険料に反映するのは初めてとのことです。中小や建設業向けの賠償責任保険は年間保険料が約30万円となり、MS&ADでは今回の措置で保険料を2万円弱割り引くことになるようです。これらの保険は2社合計で15万契約あり、年間の収入保険料は400億円規模です。将来は他の新種保険などへの拡大も検討するとのことです。

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