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農林中金、純利益11%減 金利上昇で債券売却損

農林中央金庫が25日発表した2022年3月期の連結決算は、純利益が前の期比11%減の1846億円だったようです。22年初からの金利上昇を受けて一部の債券を売却し、損失を計上したとのことです。前の期に有価証券の売却益が膨らんだ反動も出たようです。経常利益は2385億円と23%減り、債券を中心に有価証券などの売却損を約1800億円計上したもようです。保有する有価証券の含み益は22年3月末時点で約1兆円で、21年3月末の約2兆7000億円から大幅に減ったとのことです。前期には東京・有楽町の本店ビル売却に伴い、263億円の特別利益を計上し、同ビルは2年に分けて売却するため、今期も一定規模の利益が発生する見込みのようです。低格付けの企業向け融資を束ねたローン担保証券(CLO)への投資残高は22年3月末で約5兆2000億円と、21年9月末の約4兆8000億円から1割弱増えたようです。外貨建て資産であり、円安の進行で円換算の金額が膨らんだとのことです。

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