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日本生命の一時払い終身保険、16年ぶり予定利率上げ

日本生命保険は15日、契約時に保険料をまとめて支払う一時払い終身保険の予定利率を2023年1月1日以降の契約分から引き上げると発表しました。超長期の金利上昇を受け、契約者に約束する利回りを現行の0.25%から0.60%に改めるようです。利率の改善はおよそ16年ぶりとなり、金利上昇で商品性を見直す動きが広がりそうです。予定利率が上がりますと、同額の保険金を受け取るのに必要な保険料が少なくなります。たとえば70歳男性が保険金を500万円に設定した場合、従来は約498万円を払い込む必要がありますが、来年1月以降は約481万円で済むようです。契約する年齢や性別で異なりますが、契約の中心を占める70~90歳で1.0~7.5%程度の負担軽減になるようです。21年度には約6000件の契約があったとのことです。

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