東京スター銀行は18日にも、米ハワイ州に本社を置くセントラルパシフィックバンク（CPB）と業務提携を結ぶようです。相互に顧客を紹介したり、日系人が経営するデベロッパーのリゾート開発案件などに対して協調融資したりするとのことです。海外の銀行との業務提携は初めてで、台湾・中国・香港が中心だった国境をまたいだクロスボーダービジネスを拡大するもようです。ハワイでコンドミニアムや投資用不動産を購入した東京スター銀行の顧客に、CPBが提供する非居住者向け口座開設やデビットカード発行などのサービスを紹介するようです。日本語に対応するCPBが持つサービスを使うことで、不動産購入後に賃料収入や管理費など現地で発生するドルベースのお金のやり取りがスムーズにできるようになるとのことです。東京スター銀行は2019年から、価値が安定し投資先として注目の高いハワイの不動産を担保にした専用ローン商品を作るなどハワイビジネスを展開。CPBとは1月にマウイ島の大型リゾートホテル案件に対して協調融資するなど交流もあったとのことです。