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住友生命、シンガポール生保に追加出資 子会社化へ

住友生命保険は22日、シンガポールの関連会社シングライフを子会社化する方針を固めたようです。米投資ファンドTPGが持つ同社株を取得するもようです。現在手続きを進めている取引も含めて出資比率は5割を超え、住友生命の子会社となるようです。シンガポールをアジア事業の中核市場と位置付けており、収益基盤の拡大を図るとのことです。住友生命は2019年から段階的にシングライフに出資し、23年9月には英保険グループのアビバが持つ約26%の株式を9.3億シンガポールドル(現在の為替レートで約1000億円)で取得すると発表しました。今後は残る既存の株主から株式取得も進め、完全子会社化を目指すとみられているようです。シングライフは保険スタートアップでクラウドやスマートフォンアプリを使ったサービスで業績を拡大してきました。20年には英保険グループのアビバのシンガポール事業を買収し、22年の保険料等収入は約3700億円、総資産は約1兆5000億円にのぼるようです。住友生命は23年度からの中期経営計画で海外事業の強化を柱の一つに掲げ、北米やアジアを中心に既存の出資先との関係強化やM&A(合併・買収)の検討を進めているとのことです。

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