ブログ

3月の求人倍率1.26倍、2カ月ぶり上昇 厚労省

厚生労働省が2日に発表した3月の有効求人倍率(季節調整値)は1.26倍と前月から0.02ポイント上昇したようです。上昇は2カ月ぶりとなったもようです。好調な訪日外国人(インバウンド)消費への対応で宿泊・飲食業の求人が増えた一方、賃上げによる労働条件の改善で転職を控える動きが広がり求職者が減ったようです。総務省が同日発表した3月の完全失業率(季節調整値)は2.5%で、前月と比べて0.1ポイント上昇したようです。有効求人倍率は全国のハローワークで仕事を探す人1人あたり何件の求人があるかを示すとのことです。3月の有効求人数は前月比で0.3%増えたようです。有効求職者は1.2%減ったとのことです。景気の先行指標とされる新規求人数(原数値)は前年同月と比べて3.0%減り、産業別で卸売・小売業が7.7%の減少だったようです。特に小規模な商店で、光熱費の高騰や買い控えの影響から求人を絞る動きがみられるとのことです。次いで生活関連サービス・娯楽業が6.9%減、教育・学習支援業が6.2%減だったようです。2024年度平均の有効求人倍率は1.25倍で、23年度より0.04ポイント低下したようです。前年度を下回るのは2年連続となったようです。24年度の有効求人は3.0%減り、2年連続の減少となりました。物価高騰により企業収益が圧迫され製造業や建設業で求人を控える動きが続いたようです。宿泊・飲食業で、新型コロナウイルス禍後に求人を増やした反動により減少が続いたことも響いたとのことです。有効求職者は0.2%増えたようです。

関連記事

GlobalSign SSL

SSL GMOグローバルサインのサイトシール
お客様のご入力された内容は、実用化最高レベルの暗号技術(SSL256ビット)によって暗号に変換された上で送信されます
ページ上部へ戻る