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国内最大の創薬ファンド 米ANV、日本向け300億円調達

サンフランシスコと日本に拠点を置く米ベンチャーキャピタルのANベンチャーパートナーズ(ANV)は国内で創薬の研究開発に特化したファンドを立ち上げるようです。国内の機関投資家などから約300億円を調達したとのことです。創薬向け研究開発に資金を提供するVCファンドとしては国内最大となるもようです。今回立ち上げる第1号ファンドには産業革新投資機構(JIC)のほか三菱UFJ銀行や三井住友銀行など20社超がリミテッドパートナー(LP)として出資するようです。大学などの学術機関のほか、大手製薬会社からの事業のスピンアウトなども投資対象とするもようです。研究者らの研究内容を実用化するための起業も資金の提供で後押しするとのことです。ANVは22年に設立しました。東京大学発で次世代の遺伝子編集技術の実用化を目指す米タイプライター・セラピューティクス(マサチューセッツ州)などこれまで7社に投資しているようです。24年11月には都内で科学者や起業家、投資家など200人超が参加するイベントを開いていたとのことです。大手ファンドのグロース投資とは異なり、バイオテクノロジー分野に特化した目利きを強みとするようです。

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