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日銀の黒田総裁が金融緩和策続行を表明

日銀の黒田東彦総裁は15日、訪問先の米ワシントンで講演し、日本経済について「成長に比べて物価上昇は弱い」との認識を示しました。この講演会は、各国の財務相・中央銀行総裁会議≪G20≫に続く形で、中銀幹部経験者や学者らによる有識者会議≪G30≫が開催しました。黒田氏は「日銀が目指す2%のインフレ目標の達成はまだかなり先だ。日銀はできるだけ早期の目標達成を視野に、積極的な金融緩和を継続する」と語る一方で、北朝鮮情勢などを念頭に、地政学的リスクが金融市場に及ぼす影響にも注意を促しました。

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