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損害保険大手4社の2018年3月期の営業成績は3社が前期比で増収

損害保険大手4社が発表した2018年3月期の営業成績によりますと、売上高に当たる収入保険料は3社が前期比で増収となりました。主力の自動車保険が好調だったほか、サイバー攻撃など新たなリスクに備える保険も人気だったようです。東京海上日動火災保険の収入保険料は自動車保険の契約数が増加したことで1.0%増の2兆3492億円と過去最高を更新したほか、損保ジャパン日本興亜は火災保険の販売も伸びたことで、1.0%増の2兆3361億円、三井住友海上火災保険は、中小企業向けに販売したサイバー攻撃の被害を補償する保険が好調だったことで1.4%増の1兆6032億円となりました。一方で、自動車保険の新商品の販売で他社に出遅れた「あいおいニッセイ同和損害保険」は0.2%減の1兆2372億円と唯一の減収となったようです。

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