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国民年金の保険料免除・猶予、20年度最多609万人

厚生労働省は28日、2020年度の国民年金保険料の納付率が71.5%だったと発表しました。前年度比2.2ポイント上昇し、9年連続で改善したとのことです。ただ低所得などを理由に保険料を全額免除・猶予されている人は609万人と前年度から26万人増えて、過去最多だったもようです。新型コロナウイルスの感染拡大による経営環境の悪化が影響したとみられているようです。国民年金は自営業者や学生、フリーターらが加入します。コンビニエンスストアやクレジットカードを利用した支払い方法の普及などで納付率が上がったようです。加入者数は20年度末時点で1449万人と前年度から4万人減ったようです。政府はサラリーマンなどが加入する厚生年金の適用拡大を進めており、国民年金からの移行が増えていることなどから加入者は減少傾向にあるとのことです。全額免除・猶予を受けている人は13年度の606万人が最多で、それ以降は580万人前後が続いていたもようです。厚労省はコロナで収入が大幅に減った人の保険料支払いを免除しやすくする特例措置を設けているとのことです。

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