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邦銀の米州向け融資、4割が協調 日銀調べ

日本銀行は12日、邦銀の米州向け融資に関するリポートを公表しました。2021年9月末の事業会社向けの融資残高のうち、シンジケートローン(協調融資)が占める割合は約40%に達したとのことです。協調融資は相対での融資と比べて非投資適格企業向けの割合が高く、日本銀行は「(邦銀)自身が抱えるポートフォリオの質・リスクに留意が必要」との見解を示しているようです。米国は日本と比べて貸出時の収益性が高い傾向にあり、マイナス金利の長期化で国内での収益機会が限られるなか、メガバンクなどの大手行は米企業向けの融資を拡大してきました。日本銀行によりますと、米州の事業会社向け融資残高の約40%を協調融資が占めるようです。このうち非投資適格企業向け融資の割合は6割弱に達しており、3割程度にとどまる相対融資より高いもようです。

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