金融関連ニュース

  1. 8月の貸出残高、都市銀行3カ月連続で減少

    日本銀行が8日に発表した8月の貸出・預金動向(速報値)によりますと、大手銀行など都市銀行の貸出平均残高は前年同月比1.6%減の229兆9290億円と3カ月連続で減少したようです。資金需要が落ち着き、借入金を返済する企業も出てきており、2020年3月以降に貸し出しが急増した反動も影響したとのことです。

  2. りそなホールディングス、百十四銀行とデジタル提携

    りそなホールディングス(HD)は7日、香川県の百十四銀行とデジタル分野で提携したと発表しました。りそなが手掛ける銀行アプリを提供するほか、支店での業務効率化を進めるようです。りそながデジタル分野で提携するのは4行目となります。

  3. 金融庁、金融機関の「顧客本位」対応をリスト化

    金融庁は3日、金融機関による「顧客本位の業務運営」に関して、各社の取り組み状況を横並びで比較するためのリストを公表しました。

  4. 埼玉りそな銀行、医療系大学の教育ローン枠拡充

    埼玉りそな銀行は医療系大学に通う学生向け教育ローンの借入上限を従来の1000万円から2000万円に拡充すると発表しました。医学、歯学、薬学、獣医学部の学生が対象です。同行は世帯所得の伸び以上に学費が増加しているとして、上限枠を拡大することで家計の負担軽減に役立ててもらうとのことです。

  5. 明治安田生命、初のアフリカ投資 インフラに100億円

    明治安田生命保険は2日、アフリカ開発銀行が発行する債券を1億3千万ニュージーランドドル(約100億円)購入するようです。超低金利の継続による運用難の解消と、ESG(環境・社会・企業統治)投融資の拡大を目的に初めてアフリカでの直接投資に踏み切るようです。

  6. ソフトバンクG、個人向け劣後債4500億円発行へ

    ソフトバンクグループ(SBG)は9月、劣後特約が付いた期間7年の個人向け公募社債4500億円を発行するようです。1日に関東財務局へ提出した訂正発行登録書で明らかになったとのことです。調達資金は主に2021年度に期限を迎える個人向け劣後債の償還に充てるとみられているようです。

  7. CLSAキャピタル、料理宅配専門店に出資 上場めざす

    投資ファンドのCLSAキャピタルパートナーズ(東京・港)は宅配専門の飲食店を運営するSBIC(名古屋市)に出資するようです。飲食スペースを持たない業態は「ゴーストレストラン」と呼ばれ、新型コロナウイルスをきっかけに需要が急速に伸びているようです。

  8. USEN系、9月から「データ融資」の提供開始

    USEN-NEXT HOLDINGSと新生銀行の共同出資会社で小口融資を手掛けるUSEN-NEXTフィナンシャル(東京・品川)は9月から、金利の設定に決済データなどを使う「データ融資」の提供を開始するようです。決算書に依存しがちな従来の与信手法を高度化し、融資先の裾野を広げるもようです。

  9. 光回線の通信速度100倍 総務省、動画配信増などに対応

    総務省は2022年度から、光ファイバー回線の通信容量を今の100倍に高める情報処理チップの研究開発を開始するようです。現在の光回線と同じデータ量を送った場合の消費電力は10分の1に抑えるとのことです。22年度予算の概算要求に関連経費を盛り込むもようです。

  10. 野村や千葉銀行、個人向け運用助言の新会社を22年1月設立

    野村ホールディングスは25日、個人向けに資産運用や相続の助言に特化した新会社を2022年1月に立ち上げると発表しました。千葉銀行など3つの地方銀行と設立し、専任のアドバイザーがインターネットを通じて利用者と面談するようです。

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