金融関連ニュース

  1. 貸出残高、伸び率6カ月ぶり水準 民間の無利子融資に駆け込み

    日本銀行が12日に発表した3月の貸出・預金動向(速報値)によりますと、全国の銀行と信用金庫の貸出平均残高は前年同月比6.3%増の579兆9945億円でした。残高の規模は過去最高で、伸び率は2020年9月(6.4%)以来、6カ月ぶりの高い水準となったようです。

  2. 米中経済回復、企業物価に波及

    米中の経済回復が企業間取引にも波及し始めたもようです。日本銀行が12日に発表した3月の企業物価指数(速報)は前年同月比1.0%上昇しました。上昇は2020年2月以来1年1カ月ぶりです。原油や非鉄金属が企業物価の上昇をけん引しているとのことです。

  3. 経済産業省 社員の健康管理、企業の「偏差値」を開示へ

    経済産業省は企業が社員の健康を維持する経営をしているかを偏差値のように数値化し、投資家向けに開示する取り組みを開始するとのことです。今年の夏にもデータベースにまとめて公開するようです。メンタルヘルス対策や感染症予防などにより社員が健康に長く働けるようにし、生産性向上につなげる狙いがあるようです。

  4. ファンド、投資先の株売却10兆円 1~3月最高

    世界のファンドの投資余力が高まっています。投資先企業が新規株式公開(IPO)などを通じて2021年1~3月に株式市場で調達した金額の合計額は941億ドル(約10兆円)となり、四半期ベースで過去最大でした。

  5. リノべる 最長10年の買取保証サービスを開始

    リノべる株式会社は6日、個人ユーザーを対象に、購入から最長10年間、物件の最低売却金額を保証する「リノベる買取保証サービス」を開始すると発表しました。物件購入価格の最大80%の売却最低金額を10年間保証することで、顧客が売却する際の金額が大きく下回るリスクを少なくするようです。

  6. 米保険代理店を買収 三井住友海上、北米で初

    三井住友海上火災保険は6月に、米国の運送業者向け保険の代理店を買収する方向です。買収金額は100億円規模のようです。電子商取引(EC)が普及し、業務量が増えるトラック車両用に損害保険の需要が高まると判断したとのことです。

  7. 消費支出、3カ月連続減少

    総務省が6日に発表した2月の家計調査では、新型コロナウイルスの感染拡大が本格化した前年同月に買いだめの動きがあったコメやマスクなど一部品目で反動減が見られました。2人以上の世帯の消費支出は25万2451円で、物価変動の影響を除いた実質で前年同月から6.6%減り、3カ月連続で減少したようです。

  8. 米KKR アジア最大規模の1.6兆円ファンド 日本も対象

    米大手投資会社KKRは6日、アジア太平洋地域の企業を投資対象とするファンドを総額150億ドル(約1兆6500億円)で設立したと発表しました。アジア太平洋地域を対象とするファンドでは過去最大規模となるそうです。

  9. あおぞら銀行 栃木銀行と提携 運用業務を支援

    あおぞら銀行は有価証券運用で栃木銀行と業務提携するそうです。あおぞら銀行の専門人材の派遣などを通じ、栃木銀行の運用やリスク管理体制の向上を後押しします。地方銀行との連携を深め、自社グループの運用商品の提供など将来の収益拡大につなげるとのことです。

  10. SBI ネット融資仲介で最大150億円の損失計上へ

    SBIホールディングス株式会社は2日、ネット経由で投資家から募った資金を事業会社に貸し付ける子会社の事業に関連し、2021年3月期に最大150億円の特別損失を計上すると発表しました。

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